【第3弾】†蟹masterからの天啓†
どうも、ウィクロスの変わりゆく環境に頭を悩ませてる日々が続いているユンケルです!
……
公開されましたね…繭の部屋改定!
とても大胆な改定が入ったのでアンリミテッドセレクターが発売する前に環境がガラッと変わるかと思います!
新規環境…どんなことが起こるのか…
今からとてもとても楽しみです!!!!
が新環境ギリギリでマスターしてしまったデッキがあります!!
カーニバルです!
今はメインで使っているウリスはお休みして、最後の一花を咲かせるためにカーニバルを使い続けてますw
なので今回は繭の部屋改定までなら暴れ回れること間違いなしのカーニバルデッキを紹介していきます!
もうすぐ繭の部屋のせいで組めなくなってしまうので今から組むことはおススメできませんが、組んでいる方は最後にカーニバルマスターと答え合わせをしてみて下さい!!
もしかしたら知らなかったプレイングや大発見があるかもしれません!
まずは毎度お馴染みデッキレシピから!
……
タカラ◯ミーさん、…あのまだ繭の部屋改定されていないんですけど…
なんともうウィクロス図鑑は新規繭の部屋対応になってしまったようで、デッキレシピにテンドウを入れることができなくなっていましたw
なのでテンドウは空白に4枚潜んでいると思ってレシピは見て下さいw
コンセプトは「盾を0にした後出来るだけ毎ターントオンを埋め続ける」です!
コンセプトを達成するためのデッキの基本的な回し方を見ていきましょう!
1~3ターン目は普通のデッキ通り面を並べるだけです。基本的には序盤にガードはしませんが、トオン、テンドウが ライフに埋まっていることが分かっていて、ルリグアタックのみの点要求である場合は勿体無いのでガードしましょう。
4ターン目からは敗北しない程度にライフクロスを受け、盾を0にしましょう。0になったらミミックやヤリホーを使ってデッキトップにトオンを持ってきて、テンドウで毎ターントオンを埋めていきます。
しかし相手が熟練のウィクロスプレイヤーになってくるとこちらのデッキコンセプトを見破り盾を1枚残してくることがあります。
その時はテンドウを場に出し、こちらのアタックフェイズに効果で盾をわざと0にして、相手のアタックに炎のタマや、カーニバルKで耐えきります。
そうすれば回ってきた次のターン以降は無理なくトオンを埋めれることでしょう。
また、†MAIS†に乗っている場合は落華流粋でライフクロスが回復できる為、テンドウで盾を割る前にデッキトップをトオンにしておくと相手のアタックフェイズにトオンを仕込むことができることも覚えておきましょう。
これらのギミックを半永久的に行うためにはZrのデッキに戻す効果を利用してデッキを作っていく必要があります。
出来るだけトオンを埋めるために必要なカードとデッキを掘り進めることができるカードのみでデッキを構築できるのが理想です。
基本的には、
1.タネガスペ
2.コニプラ
3.ダイホウイカ
4.ミミック
5.テンドウ
6.ヤリホー
7.トオン
8.ソラフレア
9.ウラタロ
10.パルベック
を戻せるのが理想で、蘇生したZrがこちらのターンまで生存できる状況であれば、Zrを戻すのも良いですね。あとは制限時間が切れないようにこちらのアタックでヘルボロスをコピーしたり、蘇生したZrの起動効果で1面バニッシュしたりしながら絶やさず点要求をしましょう。
以上がこのデッキのコンセプトと回し方です!続いて各カードの採用理由を見ていきましょう!
・ルリグデッキ
カーニバル0~3
Pのコインを得る効果は4に乗る前にカーニバルキーをアンロックしたい相手と判断したら使いましょう。3はコインを得る必要がなくリミットも7で十分、黒コストだとグロウが安定しないためTNを採用しました。
†Q†
5ターン目†MAIS†に即乗りする為、ターンを重ねないと見返りが薄いQではなく0コストグロウの†Q†を選びました。グロウ時の墓地肥やしが地味にZrと噛み合っています。
†MAIS†
乗った時の出現時効果が強く、これがないとワンチャンもない相手が環境に一部いる為MAISではなくこちらを採用。クラフトアーツがトオンを埋める補助になるのも好印象です。
クトゥルアビス
赤と青を基本的には消費していくことから、この2色以外で打てる最もアーツパワーの高いものを選びました。
炎のタマ
このデッキを組もうと思ったちょっとしたきっかけになってます。環境に一定数いるであろう輪廻グズ子と白滅タマや雪月風花などの4tに殺しきるデッキを同時に牽制できます。
従来のカードプールであれば上記2デッキをメタりきるためにアーツを2枠割かなければいけなかったのですが、このカード1枚でそれら全てを見れるようになり、残り1枠に自由なアーツを採用する余裕が生まれました。
大事な赤を使ってしまうとはいえ最悪元コストでも打てるのが偉いですね。
レイラクレジット
トオンを複数埋める上でハンデス、ランデス、山破壊どれもきついため採用。
カーニバルK
強いことしか書いてないカード。貼った時は採用枚数を絞っているサーバント、トオンを埋めるパーツ、打点と臨機応変に回収できます。
エクシードは相手によって使い方を変えますが攻めでも積極的に使っていきます。相手の面を全面サーバントZEROにする置き土産を残していくとこまで、まぁ強いですね。
・メインデッキ
ヘルボロス
攻めでも守りでもカーニバルKのコピー対象として優秀です。エナに構えたカイヅカを蘇生し続けましょう。ミラーでの時間切れ対策に一役買ってくれますが墓地にいればいい為1枚の採用です。
カイヅカ
ヘルボロスの蘇生要員。ヘルボロスと同じく基本的にエナに1あればいい為、1枚の採用です。
ソラフレア
Zrで山札を作る際10枚も山が厚くなってしまうのでダイホウイカのみではどんどん山札が太っていきます。その為、山の厚さを出来るだけ薄くし必要牌を次のターンも引きやすくするために採用しています。カーニバルKが流行っていることからメインフェイズで盤面を退かせるのも環境に噛み合っています。
ニホニンギョ
先行4tにカーニバルKでコピーするとエナを作りながら点数要求できます。他にもトオン埋めが滞ってしまった時にも相手の盤面のシグニをダイホウイカを絡めてパワー0にしヤリホーを蘇生し、トオンをトップに置き相手ターンにクラフトした落華流粋でトオンを埋めることができます。基本的に使うタイミングが限らており、カーニバルKでサーチできるため1枚の採用です。
トオン
個人的にスノロップと枠を争うと思っています。環境にハナレやあーや等の通常のカーニバルの防御の上から防御数で殴り勝つデッキが増えてきたためこちらを採用しました。常に盾に1枚、墓地に1枚、デッキに1枚あれば十分なので3枚の採用です。
ウラタロ、パルベック
Zrの種類兼、トオンを埋めるためのパーツ回収枠。そのためどちらも1枚の採用です。
ダイホウイカ
Zrで増やした山を掘り進めながら点要求できるためこのデッキとの噛み合いが非常に高いです。カーニバルKのエクシードを攻めで使う際も1ディスカードがなくなる為とても優秀なアタッカーです。4枚必須枠です。
テンドウ
トオンを埋めるためのカード。盾0状態以降はトオンを埋める為に必須であること、ライフバーストが強力であること、赤コストであること等役割が非常に多く、減らす意味も特にない為4枚の採用です。
Zr
全面開けされた際のカーニバルKエクシードの種になるシグニ。トオンを埋める上でも山札に必要牌を揃え、デッキを作る役割も担います。サードデスティニーが流行り始めていることからエナに1とトラッシュに1構えておく必要があるのと、自身のドロー効果もこのデッキと相性がいい為、3枚と多めの採用となります。
ヤリホー、ミミック
デッキトップにトオンを置くカード。メインカラーでないことからあまり枚数を積みすぎるとエナで邪魔になることも踏まえ計3枚の採用です。
ノベアン
出来れば4枚積みたい枠。デッキの性質上ロングゲーム前提のデッキな為、時間切れが多発する可能性が高いです。3tの面要求は時間切れ対策に直結する為、今できる最高枚数を採用しています。
コニプラ
出来れば4枚積みたい枠。トオンを埋める過程で恐ろしいほどのエナを消費する為、ユニークスペルが採用されていないこのデッキでは本来4枚積みたいです。ノベアンと同じく枠の都合で3枚の採用です。
カプスワン
序盤を安定させるために採用。初動に引きたいカードを減らすのは個人的にナシだと思っているため4枚の採用です。
タネガスペ
このカードは素引きする必要がないため採用枚数を抑えました。1tにカプスワンから触れれば2面並びますし、カプスワンを引かなければカーニバルKでサーチできます。終盤はノベアンの方が優先したい為、カーニバルKサーチ時での盾落ちもケアしての3枚の採用です。
サーバント
基本的に盾1トオンが完成した後に使います。ルリグアタックのみでトオンを割られてしまうとこちらが2~3エナ使ってトオンを埋めたのに、返しで1エナしかもらえません。そうなるとどこかでトオン埋めに綻びが出てしまいます。
そのため相手がルリグのみで点を通そうとしてきたときにサーバントでガードします。序盤は引きすぎると嵩張る為、4枚の採用です。
キーセレピルルクのブログを上げた時に、「不採用カードの理由についても知りたい!」というコメントを頂いたので今回は不採用カードについても触れていきます!
MAIS
なぜか最近流行っているWグロウの片割れ。アタックフェイズに相手シグニをサーバントZEROにする効果はZr起動で事足りるし、アーツのおかわりもみかけ上のお得感しかないのでルリグデッキの枠をMAISに食いつぶされているようにしか見えないです…
日本人は「お得」に弱いのでみんなそれだけで採用してしまっている節があります。しかし、採用して得れる見返りはカーニバルKのエクシードでラアーをコピーして防御するくらいしかありません…
ラアーをコピーするよりヘルボロスをコピーした方が強いのは組んで1ヶ月の僕でもわかるので、なぜ流行っているのか不思議に思ってしまうカードです。
ラアー
MAISが不採用なので同時に不採用にしたカード。
カーニバルKの場から破棄する効果と合わせて相手の盤面を全てトラッシュに送れますがそれだけです。その為だけにメインの1枠を使うのは流石に無いと判断しました。
Wグロウ構築でやっと1枚採用するかな程度のシグニをそもそもWグロウしないこの構築で採用する訳ないですね。1面要求しかできないくせに盤面を圧迫するレベル5なのは流石に弱すぎます。
赤蟹に乗るとしてもここまで使っていて微妙に思えるシグニをわざわざ採用してる人達は僕よりウィクロス上手いです。
コードアンチメイジ
ほぼZrの劣化となるカード。トオンを埋めるためには複数枚のlv4シグニを戻す必要があるので、メイジではその役割が果たせません。
メイジを採用している方がいらっしゃるならば、メイジの山戻しの効果で何か恩恵が得れたことがあるか考え直すべきです。きっとメイジではなく複数枚のZrを採用していれば勝敗が変わっていた試合があったことでしょう。
スノロップ
カーニバルKでコピーし、1点回復できるのは文面だけ見れば強そうに見えます。しかしヘルボロスと比較するとヘルボロスは2面~3面をその場で守ることができるのに対し、スノロップではその場では1面しか守れません。1点回復を鑑みても最大2点分しか抑えることが出来ず、最大3点守ることが出来るヘルボロスと比べると役割が得づらいです。
更にヘルボロスが面を開けながら防御できるのに対し、スノロップではこちらの面要求には一切関与できません。
カーニバルQであればジョーカーで複数のシグニをスノロップに変えることが出来ましたが、カーニバルKはターン1回の制約があります。
1面だけスノロップに変えるのであればヘルボロスに変えた方が強いことがほとんどです。
カーニバルというルリグが出てから約2年、未だにこのレベルの事も理解できず惰性のままにスノロップに貴重なエクシードを回している蟹使いの方々が要ることに驚きを隠せません。
以上のことから、コピーする回数にターン1制限が付いているカーニバルKでの運用は、3枚以上採用して素での面出し+エクシードコピーでの運用が必要であると考えました。これらの理由とこのデッキにスノロップを3枚採用する枠は残っていない為、必然的に不採用となりました。
採用不採用理由については以上です!
いつもならば採用デッキの次には各対面の考察をしていますが今回は趣向を変えて、このデッキを組んだ過程について話していきます!
最近の入賞報告を見ていると、
1.白滅タマ、2アン、輪廻グズ子等の早期に何らかの耐性をつけて決着をつけるデッキ
2.カーニバルKの防御力を活かしたWグロウカーニバル
3.カーニバルの防御数の上から防御、攻撃を行うあーや、ナナシ
4.対応力の高い紡ぐもの
以上のデッキが多かったかと思います。
カーニバルは、最大シェアではあるものの優勝しているのはなかなか見かけません。なぜなら、最大シェアであるカーニバルを時間内に打倒すべくそこを安定して倒せるデッキが流行ってきたからだと思います。
実際に入賞したカーニバルを見ると優勝或いは準優勝者のデッキには勝てないような構成であることがほとんどで、従来のカーニバルのスタンダードと言える内容では何かが足りないからではないか?という結論に至りました。
そこで思いたったのが"テンドウの効果を活かしてトオンをずっと埋め続ければどうか"ということでした。これを現実に行うことが出来れば、メインデッキのみで少なくとも状況の3.と4.のデッキには負けなくなります。
あとはアーツやキーでメインデッキで見切れない部分を対策してはどうかと考えこのレシピが完成しました!
完成後はもうすぐ使えなくなってしまうので鬼のように回していますが、読み通り無限にトオンを埋めながら通常ならば不利な対面にもアーツを使いながら勝ち進むことができています!
もう数日しかありませんが最後にとても満足がいくデッキが組めたと思ってます!
以上でカーニバルデッキの紹介はおしまいです!
このデッキの使える時間は残りわずかですが、カーニバルを使っているセレクターには一度はこの構築で回して欲しいと思います!
次回のブログもお楽しみに!!